米軍嘉手納基地から内閣危機管理官や那覇防衛施設局に入った連絡によると、17日午前9時59分ごろ、米空軍嘉手納基地の第44戦闘機中隊所属のF15イーグル戦闘機1機(乗員1人)が嘉手納基地の北東約100キロ、うるま市伊計島の北東の訓練空域(ホテルホテル=ウィスキー173=訓練水域・空域)で訓練中に墜落した。機体にトラブルが生じ、パイロットは脱出装置で緊急脱出。嘉手納基地の第31、33の救難ヘリ中隊のHH60救難ヘリが現場に向かい、約1時間後に洋上を漂流中の操縦士を救出した。嘉手納基地が原因を調査中。宮城篤実嘉手納町長はF15戦闘機部隊の撤去を求めた。県漁連などは抗議文を発表した。
(琉球新報 1月17日午後2時13分から抜粋)